ご挨拶 筆者紹介

上野大照“思い残すことがあるとすれば、主人との溝が埋まらなかったことです”

結婚生活30年を迎えるご夫人が、そう言って床に伏されていたのは私が23歳の時でした。

お客様のその言葉は、私の心理を学ぶ向学心に火をつけ、心理カウンセリングの世界へと誘いました。

私、上野大照は新卒で入社した健康食品などを扱う社団法人の人事・営業職を経験し、10年に亘って様々なお客様とお付き合いをさせていただきました。

そこにはガンなどの重病な方や精神疾患の方などもおられ、皆が様々な健康法を試しておられましたが、どのような病気の症状にも、心理的なストレスの存在を感じるところがあり、その背景には人間関係の悩みがあることを、感じていました。

このことは、心理カウンセラーとしてデビューして以来、日々のカウンセリングの中でも痛感させられています。

最近、とてもメジャーな言葉になってきたうつもその一つです。

その中でも夫婦の問題は、最も大切な事柄です。

人生を生きていく伴侶とどのように過ごしていくのかは「生きる質」に直接影響していきますし、親としての夫婦はそれが子どもに影響してきます。

最近よく言われる子どもの不登校引きこもり摂食障害などでも、夫婦(両親)の問題が背景になっていることは、よくよく観察していくとわかることです。

また、親との心理的な摩擦が元となり、子どもの性格にまで及ぶことも多々あります。それもやはり、背景として夫婦の関係性が影響を与えているのです。

また、離婚率の伸びと共に、若い層だけに留まらず熟年離婚なども増えている昨今、そもそも男女はどうやって共に生きていくことが望ましいのかというテーマを発信していくことに、とても大きな意味を感じています。

それは喧嘩はしない方が良いとか、接し方は優しいのが良いとかの単純な話ではありません。

夫婦(男女)というのは人類の長い歴史において、どの時代にもすれ違いながら育まれた重大な問題なのです。

私の専門とする分野は家族療法であり、その中でも特に複雑な人間関係問題を短期に解決することを目的としたブリーフセラピー(短期療法)を得意としています。

家族療法とは、問題解決の方法を個人の心理的な治療だけにこだわらず、家族を一つの単位として見る心理療法です。その為、例えばうつなどの状態が誰かにあらわれたとしても、治療法は家族全員に何が起きているのかを確認して、対処法を考えていきます。
その為、特徴として精神に病的な症状を持っている人だけではなく、その家族が相談に来られても、解決法を一緒に考えていけるカウンセリング技術です。

ブリーフセラピーも家族療法に含まれます。しかし、この心理手法は家族療法を家族以外の組織にも応用し、どのようなタイプの問題であっても対応可能にしている画期的なものなのです。

私はこれまで上記の方法を使い、人間関係に特化して10年のカウンセリングを経験してまいりました。

このコラムでは、その中で培った夫婦円満の秘訣(男女の関わり方)を、心の扱い方や気の遣い方、コミュニケーションの取り方、互いの思い込み等々という視点から取り上げさせていただきます。

歴史的な背景なども踏まえながら、「男と女という異世界の住人達がどのように共存していけるのか」について、徐々に深い内容へと入っていきます。

読めば読むほど理解が進んでまいりますので、楽しみにご愛読いただけましたら幸いです。



【上野大照の主な活動】
・人間関係に特化した心理カウンセリング
・企業のメンタルヘルス対策(アドバイザー・研修講師)
・カウンセラー育成
・ブリーフセラピー(短期療法)の啓蒙(学会支部)活動
・心理とコミュニケーションに関する講演活動

【立場・資格】
オフィス・コミュニケーションズ 代表
NPO法人日本心理教育ラボ 副理事長
日本ブリーフセラピー協会認定ブリーフセラピストシニア
日本ブリーフセラピー協会 大阪支部長 兼 本部研究員
株式会社ブレイス シニアフェロー
読売新聞「マイベストプロ大阪」にて人間関係を見直すセラピーのプロとして掲載中


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